インサイダー脅威,つまり内部犯行などの脅威によるコストの全体平均は,2年間で31%増加して1145年万ドルになりました。さらに,インシデントの数も同じ期間で47%も増加しました。
波耐蒙研究所(Ponemon Instituteのこのレポートでは,インサイダー脅威に起因する主なコスト要因の詳細をまとめています。また,最も影響を受けた業界,企業規模,および地域についても報告しています。主な調査結果は以下の通りです。
- 最も高いコスト要因は”封じ込め”で,1社あたり年間平均211533ドルのコストがかかっていました。
- 最も急増しているコスト要因は”調査(捜査)“で,3年前に比べて86%増加しています。
- インシデントが長引くほど,かかるコストは高くなります。インシデントの封じ込めにかかる期間は平均77日で,封じ込めに90日以上を要したインシデントのコストは平均で1371年万ドル(年換算)でした。
レポートでは,調査結果の詳細や,効果的なインサイダー脅威管理プログラムの導入のヒントについて説明しています。ぜひレポートをダウンロードしてご確認ください。